作業服から一般向けアパレル市場へ進出した「ワークマン」、その勢いが止まらない。2018年9月に出店を始めた「ワークマンプラス」は、すでに175店舗に拡大。作業服のノウハウを活かしたカジュアルウェアの人気は高まるばかりだ。
こうした「高機能×低価格」市場に、4000億円もの需要が眠ると弾き出しているワークマン。1年間で市場の約10%を占有したというが、目標は25%の1000億円。さらなる攻勢をかけようとしている。
一方、そんなワークマンを"追撃"する者たちが続々と現れている。家庭用の水道工事などを手掛ける「オアシスライフスタイルグループ」が開発したのは、"スーツに見える作業着"。フォーマルなデザインと高い機能性を兼ね備えた商品は、急速に売り上げを伸ばしている。さらに、釣り具メーカー「ダイワ」も、フィッシング用品で培った技術を活かしたウェアを開発。"海"発祥のアウトドアファッションを世に広めようとしている。
長らく不況が叫ばれているアパレル業界に敢えて参入していく"異業種"たち。そこには潜在的なニーズを掘り起こし、新たな市場を創造する戦略があった。
次回のガイアの夜明けは
2020年5月12日(火)
知られざるアパレル戦争
ワークマンの商品開発から生産、販売計画までを取り仕切る「ビッグ4」
ワークウェアスーツを着て農作業
釣具メーカー「ダイワ」 釣りウェア開発一筋の黒田さん
バックナンバー
前回の放送 新型コロナウイルスとの闘い 生き残れ!ニッポンの宿
例年、ゴールデンウィークと言えば、家族や仲間で旅行したり、イベントに参加したりと、楽しさが溢れる時期。しかし新型コロナウィルスに怯える今年は、これまで経験したことのない"不気味な静けさ"に包まれている。中でも観光業への打撃は深刻だ。多くの宿泊施設は、今まさに"休業"から"廃業"へと追い込まれようとしている。
しかし、この逆境に立ち向かう人々がいる。
国内に42施設を展開する「星野リゾート」。その中で最も早く打撃を受けたのが、北海道の「OMO7旭川」だ。代表の星野佳路さんは自ら旭川に乗り込み、地元のスタッフと対策に挑んでいた。そのカギは"原点回帰"。さらに「星のや東京」では、あるシミュレーションを開始。それは「ウィズコロナ」を見据えたもの。業界をリードするブランドの次なる一手とは?
一方、新潟。越後湯沢駅前の「HATAGO井仙」と南魚沼の「RYUGON」、ふたつの宿を経営する井口智裕さん。従業員たちに「みんなの雇用は守る!」と宣言した先に見据えるのは、コロナ収束後だ。客のいない今こそ設備投資し、スタッフの接客スキルアップ、お土産物の整備などを行い、ワンランク上のおもてなしを準備しようというのだ。
"ニッポンの宿"を守るため奮闘する人々の姿を追う。
2020年5月5日(火)放送
テレ東プラス
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シリーズ企画
ご注意下さい
最近、「ガイアの夜明け」に出演できると持ちかけて、多額の金銭を要求する業者があるとの情報が寄せられました。
「ガイアの夜明け」を始めとした報道番組が、取材対象者から金銭を受け取って番組を制作することはありませんので、ご注意ください。当社では、あくまで報道番組の視点から番組が独自に取材対象の選定にあたっています。
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